昭和35年秋の貴重な写真
ダイヤモンド・ラインと呼ばれた日活の銀幕のスター達です。
左から、
石原裕次郎(タフガイ)
小林旭(マイトガイ)
赤木圭一郎(第三の男トニー)
和田浩二(やんちゃガイ)
宍戸錠(エースの錠)です。
ちなみに、宍戸錠はこの時にはダイヤモンドラインには入っていないが、のちに、宍戸錠と二谷英明がラインに入っている。
昭和35年と言えば、私は11歳で雑誌でしか見たことがない、しかし、この頃は西部劇や雑誌の投稿などに興味があったんだと思う。
小遣いを貯めて皮製(ビニール)の西部のガンフォルダーを買い、雑誌に詩や短歌を投稿して、掲載されると何度も何度も読み返したのを覚えている。
中学校になってから学校の映画鑑賞会で初めて映画館にいったと思う。何を見たかは覚えていないが、総天然色(カラー)や飛び出る(3D)映画、 入る時に青と赤のプレパラートか何かを貼っためがねを借りた。
後に、雑誌などで記憶しているのは、裕次郎と並んで、新人デビューした岡崎次郎や渡哲也が登場した。いずれもアングルは下からで、 当時は足が長いという事をアピールしていたが、決して長くはなかった。また、特記すべきは、赤木圭一郎の代役で抜擢された高橋英樹は、カメラマン泣かせの短足で、これ以降アクション物のオファーが無かったと聞く。
昭和40年代に入ると映画も斜陽化していき昭和45年には日活も大映と共に、改称したが客足は回復されなかった。
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