和田浩治とは

和田 浩治(わだ こうじ)は、1960年代 - 1980年代前半の日本の俳優。



1959年、当時人気の石原裕次郎に似ていることからスカウトされ、日活に入社し、同年の『無言の乱斗』に主演し、映画デビューする。

翌1960年から、石原裕次郎(タフガイ)、

小林旭(マイトガイ)、

赤木圭一郎(クールガイ)

とともに「ダイヤモンドライン」を結成し(やんちゃガイ)と称された。

「愚連隊シリーズ」や「小僧シリーズ」に次々と主演する。

ダイヤモンドラインの中では一番若く、特に奇想天外な設定のアクション映画が多かった。多くの作品で清水まゆみと共演、名コンビと称される。しかし、年を経るにしたがって、他の主演級と比べ特徴を売り出すことが出来ず、徐々に脇役に回ることが多くなった。


1971年からはフリーになり、千葉真一主演『殺人拳シリーズ』の第三作『逆襲! 殺人拳』で沖縄武術の達人である敵役に扮するなど、他社映画に出演。テレビ時代劇では1978年から『大岡越前』第5部に同心・風間駿介役で登場。血気盛んな好漢の同心役は好評で、第9部(1985年~1986年)まで出演し、代表作になった。

私生活では。1971年に梓みちよと結婚したが翌1972年にスピード離婚、クラブ経営者・田村順子との再婚も話題になった。いずれの妻との間にも子はいない。

1985年の夏頃に、胃の不調を訴え緊急入院。一時退院し活動を再開したものの、翌1986年春頃に再入院。1986年7月6日、愛妻に看取られ胃癌のため42歳の若さで死去。


遠き昭和の思い出回廊

昭和生まれが、遠くなっていく昭和を懐かしむ回顧の雑記

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